芸能人を使って金儲け?

「今年5月、せいじさんは自身のインスタグラムにて突如『天台宗 千原靖賢和尚となりました』と発表。所属事務所の吉本興業が運営するウェブサイト・FANYマガジンのインタビューによると、『道端で車にはねられたであろう動物の亡骸を多く目にした』ことがきっかけで、自分に何かできないかを考え、動物専門の供養を行う僧侶になったといいます。ただ、僧侶一本でやっていくわけではなく、引き続きお笑い芸人の活動は続けていくそうです」(前出・芸能ライター)

 せいじは自身のYouTubeチャンネル「せいじんトコ」にて、僧侶になった理由や今後の活動を自ら語っている。修行の様子も「お見せすべきものとそうでないものとを判断しながら」同チャンネルで公開するという。

 しかし、せいじが日本仏教協会の顧問に就任したことについても、ネット上の反応は懐疑的だ。というのも、日本仏教協会は2017年に設立された歴史の浅い団体で、お寺での婚活イベントや、企業向けに座禅や読経を行う研修、仏教にまつわる検定の実施など、多岐に渡った活動をしており、これが一部で「ビジネス的な匂いが強い」と批判されているのだ。

「せいじさんへの批判というよりは、協会に対する疑問の声が多いようです。ネット上には『芸能人を使って知名度上げたいだけでしょ?』『収益を得るためには、知名度のある人を関わらせる必要があるんだろうね』など、冷ややかな声が寄せられていました」(スポーツ紙記者)

 「信仰の自由」は憲法で保障されているため、落合やせいじの行動はもちろん自由。ただ、自由すぎると世間は困惑してしまうようだ。