ドジャースの大谷翔平が2年連続、自身3度目となるリーグMVPに輝いた。指名打者(DH)専任の選手が獲得するのは、メジャー史上初。加えてリーグをまたいでの2年連続受賞は史上初となる快挙だけに、各局速報でこのニュースを取り上げた。
「スポーツが嫌われるのはこういうとこなんよ」
しかしNHKの視聴者からはブーイングが噴出している。
「速報が流れた『あさイチ』では、日本・台湾共同制作映画『雨の中の慾情』で主演を務めた成田凌さんが登場するプレミアムトークの時間でした。生出演している成田さんのトークを一時中断して大谷さんのニュースに切り替えたことで、視聴者から“失礼すぎる”という声が続出しています」(テレビ誌編集者)
SNS上では、
《9時前にあさイチぶった切って大谷ニュースやるのは大谷ハラスメントだろ。もう少しで9時(のニュースの時間)だったじゃん。おめでたいし祝福するけど緊急ニュースではないでしょ》
《成田凌の話が聞きたいんだよ! だから、大谷ハラスメントなんて言葉まで出来るんだよね! 成田凌、帰っちまうぞ!》
《大谷翔平は確かに凄いけど、今日あさイチを見ている人は成田凌のトークを見たいんだと思うんだけど。ニュース速報テロップ流すならわざわざトークぶった切って緊急ニュース入れる必要無くない? スポーツが嫌われるのはこういうとこなんよ》
快挙を成し遂げた大谷まで嫌われてしまう、メディア側の過剰な“大谷フィーバー”に嫌悪感を示す人が多数出る結果に。
「しかも22日は成田さんの31歳の誕生日というおめでたい日でしたからね。トーク企画が終わってから、大谷さんのニュースに切り替えても遅くはなかったと思います。トガっていた頃の沢尻エリカさんのような俳優であれば、途中で帰ってもおかしくありません。今回に関しては、NHK側が完全に失礼でしたね」(同・テレビ誌記者)
不満に感じた視聴者が多かったことで、放送後X(旧:Twitter)では「成田凌」がトレンド入りする事態に。『わろてんか』と『おちょやん』の朝ドラ2本に出演するなどNHKにもゆかりが深い成田だが、今後NHKに出演NGとならなければいいが……。