週刊誌の不倫報道に対する読者の反応はさまざまだが、つい先日、報じられたタレントの鈴木紗理奈と先の衆議院議員選挙で大躍進した国民民主党の代表・玉木雄一郎氏の2件の不倫騒動は、これまでとは少し異なる反応がみられた。
『週刊文春』(11月21日号)が報じたところによれば、鈴木は愛知県に本社がある会社の社長と都内で半同棲しているという。『文春』の直撃を受けた鈴木は、男性との交際を認めたが、彼に妻子がいることを告げられると、初めて知った事実に驚き、男性からは“離婚した”と聞いていたとして、《不倫はあり得ない》と涙目で語ったという。
生謝罪は高評価
鈴木は離婚経験があり、現在は独身。元夫との間に生まれた長男を育てながら仕事を続け、情報番組のコメンテーターとしても活躍中だ。
不倫報道が彼女の仕事にどんな影響を及ぼすのか、業界関係者は注目していたが、『文春』の直撃を受けた翌日11月12日には、レギュラー出演している『ゴゴスマ』(TBS系)に予定通り出演。この日は、彼女にとってあいにくと言っていいのか、玉木代表の不倫問題を扱っていたが、鈴木は一切発言しなかった。
番組サイドも本人もこのままスルーして、ほとぼりが冷めるのを待つのだろうかと思っていたら、19日、鈴木は同番組で生謝罪したのだ。これに驚いた人は多いが、ネット上では、
《堂々と経緯の説明をして謝罪した紗理奈さんは、なかなか立派だったと感じました》
などと応援する声も多く、「コメンテーターを続けてほしい」というコメントも上がっていた。
テレビ局関係者も、
「本人も事務所もいい判断をしたと思います。もちろん、それは番組サイドも。今後、不倫ネタはコメントしにくいと思いますが、仮に触れるとしたら自身の経験を踏まえて話すことができ、説得力も増すのではないかと思います」
と、生謝罪を高評価。