なにわ男子が主題歌を担当
また今作の主題歌『ありがとう心から』を担当しているのは大人気アイドルグループ「なにわ男子」だ。さらに、『忍たま乱太郎』シリーズのおなじみのテーマ曲『勇気100%』を同グループが歌ったコラボミュージックビデオが『SHOCHIKU animeチャンネル』にて公開され、さらなる盛り上がりを見せている。
そのため、もともとの『忍たま乱太郎』シリーズの視聴者からは「最高だった…!」「感動した!」など絶賛の声がある一方で、
《腐女子に媚びれば金になる流れだから、どんどん中身のない薄っぺらい作品が増えていく》
《腐女子刺すだけじゃ飽き足らず夢女まで刺すか……》
《最近のアニメも三次元アイドル人気を利用し始めたか。迫力なアクションもあり、内容もあり、女キャラも良いワンピースだけが本物》
《製作陣、きちんとファン層調査してるんだね。忍たまも変わっちゃったなあ……》
と批判的なコメントも続出した。
「藤森雅也監督は『原作小説は土井先生やきり丸のファンであったり六年生がお好きな方にとっては非常に満足度が高く書かれていると感じているのですが、映画という形でファミリー層にも届ける際に、“一年は組が活躍をせずに映画を1本作ってしまっていいのかどうか”という部分は自分の中ですごくこだわりをもって考えました』と制作についてコメントしています。
また、土井先生ときり丸、六年生が活躍するという原作にあったラインと、乱太郎たち一年は組の動きが共にひとつのストーリーを引っ張っていく構成の必要性を考え、原作を一度解体し新たに再構成した形になっていると明かしていました」
とはいえ、アニメファンだけでなく、ファン層をさらに広げる展開になった最新作。今月29日からは台湾で、さらに韓国、ベトナムでも公開が決定している。シリーズの映画史上最大のヒット記録をどこまでのばせるか、期待が高まる――