そもそも兼下氏とは、何者なのか。
兼下氏のSNSや、自身が代表取締役を務める『WINメディテーションジャパン』という会社のサイトによると“自己実現が可能になる”という独自に編み出したメンタルトレーニング法の指導者だという。有名プロ野球選手や経営者に指導している“瞑想メソッド”を紹介した『解決メディテーション』(幻冬舎)という著書も出版。2022年8月にクリスが初めて彼女の指導を受けたとするSNSの投稿も確認できた。
再婚を発表しない理由
「そこで出会ったのでしょう。クリスは今、都内で兼下と子どもたちと一緒に暮らしています」(共通の知人)
クリスのSNSには、彼が4人の子どもに囲まれる写真や、妻への感謝を綴った投稿が多数。しかし、2023年4月に離婚を発表して以降、再婚の報告はない。
一方、2024年末には12年間所属した大手レコード会社から独立し、兼下氏が代表のメンタルマネジメントに関する会社への“移籍”を発表。兼下氏が、公私を支えるパートナーになったわけだが、結婚を公にしないのはなぜか。
「不倫関係であったことに気づかれるのを懸念しているのでは」
そう話すのは、Aさんのママ友である女性だ。なぜAさんは、子どもの親権をクリスに渡したのか。
「Aさんは、本当は離婚だってしたくなかったんです。離婚に応じたのは、クリスが仕事に悩んでいたことが関係しています」(女性、以下同)
どういうことか。
「クリスも一時はブレイクしましたが、今は当時ほど仕事もない。そこで“40歳を前に婚姻関係を解消して自分を見つめ直したい”などと話したというのです。クリスは耳の不調で活動休止するなど、苦しんでいました。それを一番近くで支えてきたのがAさん。だからこそ“少しでも楽になるなら”と、離婚に応じたのです」
さらに、クリスからはこんな言葉もあったという。
「“子どもから母親を引き離すようなことは絶対にない。生活は今と何も変わらないから”と。Aさんはその言葉を信じ、経済力のあるクリスが親権を持つことに同意したのです」
その後、Aさんはクリスには兼下氏という恋人がいることを知る。さらには兼下氏の妊娠も判明。Aさんがクリスに誰の子なのか問うと、父親は自分だと認めた……。
2023年12月、クリスは子どもたちを連れて家を出た。
「子どもたちは学期の途中だったので、転居は年度末まで待ってほしいと先生たちも訴えたようですが、クリスは聞き入れなかった。学校や保育園が遠くなったせいで、その後はほぼ通わせていなかったよう。
また、長女が通っていた保育園の卒園式にクリスは兼下を連れて出席したのです。保護者も先生もドン引きでしたよ」