昨年の連続ドラマ『戦力外捜査官』で俳優デビューを飾ったTAKAHIROが、2作目の出演作となる『ワイルド・ヒーローズ』で初の主演に挑戦! 彼が演じる瀬川希一の高校時代の悪ガキ仲間たちをEXILE TRIBEメンバーらが演じることでも話題になっている今作について、TAKAHIROに語ってもらいました。

 

■共感ポイントがたくさん!

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自分で言うのもおこがましいんですが、1話を見たときに"本当に面白いな"と。アクションシーンや、男同士で熱い友情を育んでいくという部分だけではなく、ほろっとする場面や鳥肌が立つくらい感動したシーンもありましたし、謎めいた部分もある。誰もが、生きていくうえでいろいろな悩みを抱えていると思います。このドラマの中には、自分の人生と重ねる共感ポイントがたくさんあると感じるんです。だから、見たあとに"月曜日から頑張ろう"という気持ちになっていただけたら本望です。

■リアルなアクションシーン

"アクション・エンターテイメント"とうたいながらも、"男らしさ""優しさ""強さ"を同時にお届けできる作品になっています。アクションシーンでは、それぞれ相手に"当たる"くらいの勢いで遠慮なくアクションに取り組んでいます。キレイに見せるというよりも、リアルな実戦スタイルといったほうが近いかもしれません。それが、映像として迫力のあるものになればいいなと思います。実際にやってみると、気持ちいいですし、楽しいです。

■自分の思うヒーローとは?

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TAKAHIROが抱っこするのは、撮影で仲よくなったスタッフの4歳になる娘さん。頭をなでるのは、岩田

 

僕にとってのヒーローであり、男の鑑でもあり、同じ男として憧れているのは、もちろんHIROさんですね。また、岩城滉一さんにも憧れています。年齢を受け入れ、年を重ねるとともに輝いている姿が素敵だなと思います。そして、マンガ『ドラゴンボール』の孫悟空も思い浮かびます。カッコいいだけではなく、親近感があって優しさを感じるので。

■ちょっとジェラシー!?

日花里役の桜田ひよりちゃんが、ものすっごく可愛いんです。中学1年生の女の子というよりも、ひとりの女性だなと思う瞬間があるんですよ。つい先日も「ひよりが突然(大人になって)髪を染めたり、ピアスをつけてきたら、"おじちゃん"ちょっとショックだな」と言ったら、「TAKAHIROさん30歳ですよね。ぜんぜん、おじさんじゃないですよ。まだまだじゃないですか」って言われて(笑い)。うれしい反面、ちょっと恥ずかしくもなりました(笑い)。なんだか"男の30歳なんて、まだまだ"という意味も入っているような気がして。「まだまだ、精進します」という気持ちになりました(笑い)。

■演じるキー坊こと、瀬川希一とは?

ある出来事をきっかけに仲間を裏切り上京したんですが、勤務先での転勤で地元に戻ることになる。そこで、何者かに追われている謎の少女に出会い、かつての仲間たちに助けを求めたり、偶然再会しながら、7人で少女を守っていくんです。キー坊は、冴えない営業マン。どこか不器用で無骨な部分もあるけれど、誠実で責任感があって優しい心の持ち主。共感する部分がたくさんありますね。

■撮影現場では……

 

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自分が、引っ張っているという実感はないですね。意識して"座長"という立場を務めさせていただいている感じでもありません。日を増すごとにコミュニケーションがとれてチームワークもよくなっているので、みんなで和気あいあいと楽しみながら撮影できていると思います。

■共演のEXILE TRIBEメンバーたち

俳優として、6人(黒木啓司、佐藤大樹、岩田剛典、青柳翔、野替愁平、八木将康)とは初共演になります。この撮影で、より絆が深まっているような気がしています。目を合わせると、お互いに何を考えているのかがわかるときがあって、特に啓司くんは、自分の想像を超えた動きや仕草をアドリブで入れてくることが多いので、「やっぱり、誘ってきた」という瞬間は、たまらなかったりします(笑い)。リハーサルでは遊び心を加え、本番に向けて必要のない部分をそぎ落としていく感じですね。みんなで、型にはめず、自由にキャラを作り上げています。