新人女優の登竜門だった朝ドラ
「かつて朝ドラは新人女優の登竜門と言われ、無名ながら光る原石をオーディションを通して発掘するのが当たり前でした。1988年の『純ちゃんの応援歌』では山口智子が抜擢され、96年の『ひまわり』では約2000人の中から当時モデルだった松嶋菜々子が起用されました。本作が初主演作です。
他にも2001年、国仲涼子が『ちゅらさん』のヒロインとして一躍ブレイク。視聴者は、そんなまだ演技もおぼつかない頃から国民的女優に成長していくさまを見守るのが楽しみでもありました」(前出・芸能プロ関係者)
だが今はほぼ半分が直接オファーの“一本釣り”、もしくは全くの無名女優はあまり選ばれなくなっている。
「『ブギウギ』の趣里、また『あんぱん』の今田もオーディションから選ばれたそうですが、すでに認知度もある人気女優です。そして『虎に翼』の伊藤と今回の『おむすび』の橋本は、スタッフから直接指名されたパターン。もはやその顔ぶれは民放ドラマとあまり変わらなくなりつつある」(前出・芸能プロ関係者)
NHKは人気女優の獲得に躍起になるより、視聴者が喜ぶ作品を作ってもらいたい。