チャンネル登録者数1900万人超えのユーチューバーを「おもんない」とこき下ろては、とにかくヒカキンを“目の敵”にする粗品だった。ところがーー、
《ヒカキンさんめちゃくちゃ優しい、嬉しい、ありがとうございます(^o^)/》
かつて自身のXで顔文字を使って、まるで尻尾を振るような勢いでヒカキンに感謝を述べていたのも粗品だ。投稿は5年前の2020年5月のことで、ポストに引用していたのは『【エゴサ】ツイッターで『ヒカキン嫌い』で検索したら涙が…【エゴサーチ】【Twitter】』との、ヒカキンのYouTube動画の“サムネ”だ。
このヒカキンによる動画企画は、霜降り明星が『しもふりチューブ』に投稿した、『【エゴサーチ】Twitterで「粗品嫌い」と検索してキレていきます【霜降り明星】』を、いわば真似した“コピー”企画なのだが、粗品は非難するどころか、むしろ喜んでいたわけだ。
駆け出しYouTuberだった霜降り・粗品
ユーチューバー事情にも詳しい芸能ライターによると、
「霜降りがYouTubeを開設したのが2019年のことで、この頃はまだ登録者数100万人にも届いていない時期(2020年10月に到達)。片やヒカキンはというと当時800万人で、これは国内でもズバ抜けた数字でした。
大物ユーチューバーに取り上げてもらうこと、すなわち自分たちの動画のPRになるわけで、粗品さんも“パクられた”という意識以上に、“ヒカキンさんに認められた”と素直に喜んでいたのでしょう」
2020年以後の霜降り、粗品の快進撃は言わずもがな。コンビの登録者数は現在215万人、「1人賛否」を投稿する個人のチャンネルも230万人を超えている。
「自身もYouTubeに深く携わるにつれて、自らバズるネタを創り上げる苦労を知ったことで、“あれっ、ヒカキンさんておもろいか?”とトップユーチューバーの動画の“本質”に疑問を持ったとも考えられます。
まあ、粗品さんの“1人賛否”はあくまでもコント。リスペクトの裏返しかもしれませんし、ヒカキンさんも逆にネタにされたことで“ありがとうございます”とは……ならないですかね(苦笑)」(前出・芸能ライター)
粗品に噛み付かれたヒカキンの逆襲なるか、それとも“君子危うきに近寄らず”か。