そもそも法的な観点で、配偶者の同意なしに養子を迎えることはできるのだろうか。弁護士法人ユア・エースの正木絢生代表弁護士に今回のケースにおける見解を聞くと、
薬師寺本人に“養子縁組”を聞くと
「夫婦共同縁組であれば夫婦両名の署名押印が必要ですので、第三者が代筆した可能性がありますし、奥様に縁組意思がなかったのであれば、原則としてこの縁組は無効とされるべきです。配偶者の同意を得ずに養子縁組届を提出し、その書面を偽造または虚偽の内容で作成した場合は、有印私文書偽造罪およびその行使罪に該当する可能性があり、これらの法定刑は、いずれも懲役3月以上5年以下です」
長谷川を“娘”として養子縁組を行った薬師寺の目的はいったい─。本人に電話で問い合わせてみると、
「事務所を通してほしい」
と具体的な言葉はなく、続けて事務所に問い合わせると、
「プライベートは関与していません」
とのことだった。
現役のボクサー時代、打っては退くファイトスタイルから“チキンハート”ともいわれた薬師寺。今回の大胆な行動の数々が本当の“薬師寺流”なのだろうか─。
池内ひろ美 夫婦・家族問題コンサルタント。「家族メンター協会」や、一般社団法人「ガールパワー」で代表理事を務めるほか、結婚相談所『Peach & Marry』も経営
正木絢生 弁護士。弁護士法人ユア・エース代表。BAYFM『ゆっきーのCan Can do it!』にレギュラー出演するなどメディア出演も多数。YouTube「マサッキー弁護士チャンネル」にて、法律やお金のことをわかりやすく解説、配信中