「カネの問題じゃない」
早川氏は、
「私が写真を封入したCDを発売するに至ったのは、亜紀の所属事務所であった、元『ミリオン企画』社長の大野誠が許せないからです」
と語り、大野氏が八代さんの権利財産を管理する『八代ミュージック&ギャラリー』を設立したことから、八代さんの遺産を不正に得ていると主張。そのうえで、ヌード写真付きCD販売について、
「人としてやっちゃいけないことをしようとしているのも事実です。ただ、僕がこの戦争で使える武器は、この写真しかない。だから出すことを決めた」(早川氏、以下同)
と語った。しかし、
「ともかく私のこの行動を止めさせるには、ウチの権利、いろんなもの全部、買い取ってくれってだけのことですよ」
とも話す。そこで、金銭目的の暴露なのかと問うたが、
「カネの問題じゃない」
と否定した。
一方の大野氏は、早川氏が主張する一連の疑惑を否定。そもそも、大野氏が代表を務める『八代ミュージック&ギャラリー』は、八代さんが存命だった2023年3月に、彼女の希望によって設立された。遺産相続についても、八代さんが生前に用意していた遺言書の内容に従い、代理人弁護士によって執行された。『ミリオン企画』の解散も、そのひとつ。同社は2024年6月に解散している。
しかし、早川氏は『週刊女性PRIME』が取材した当時、こんなことも話していた。
「調べたんですが『ミリオン企画』は、まだ存在しています。要するに、土地建物だけ売っぱらっている。じゃあ、亜紀の“みんなで仲よく財産を分けなさい”という言葉は、なんだったんだ」
おそらく早川氏は、『週刊女性PRIME』が2024年12月2日に配信した、八代さんの自宅売却を報じた記事を読んだと思われる。だが、同記事で“財産を仲よく分けなさい”との言葉は記していない。
改めて『ミリオン企画』の登記を確認したが、2024年6月に確かに解散している。