恐喝未遂罪の可能性も
しかし、販売をしなければ罪にはならないという。それでは写真が公に出回ってしまう可能性がある。ほかに方法はないのか。
「『ニューセンチュリーレコード』のインスタグラムに投稿された《写真類一式を買い取って頂ければお譲りする方針》との主張は、恐喝未遂罪に当たる可能性があると考えます。
写真付きCDを販売すれば、先にも述べたとおり犯罪行為になる可能性があることを、買い取ったら止めると言っているわけですから、社会通念上、著しく不相当な話だと思います。『ニューセンチュリーレコード』側は、そこまで言ってないと主張するかもしれませんが《こそこそしてないで堂々と交渉されればと存じます》とSNSに書いていることから、写真を買い取ってくれるなら販売を止めるとしか読めません」
実際、早川氏は『週刊女性』の取材に対し、
「ともかく私のこの行動を止めさせるには、ウチの権利、いろんなもの全部買い取ってくれってだけのことですよ」
と話している。
「すでに、ご遺族も警察に相談しているはずでしょうから、そこから先は警察の判断になるはずです」(前出・服部弁護士、以下同)
また、私的写真付き追悼CDを購入し、それを転売した場合も刑事罰を受ける可能性はあるのか。
「フリマサイトで販売する行為は、不特定に向けて販売しているわけですから、処罰の対象になる可能性があると考えられます」
八代さんを冒涜する行為を、許してはならない――。