【入浴】寝る1時間前のぬるめのお風呂が血管をゆるめる!
入浴は、睡眠と覚醒のリズムを助ける絶好のツール。なかなか眠れない人は、就寝1時間前にぬるめのお風呂に入って身体を温めると、血管がゆるみ、副交感神経が優位の休息モードになります。逆に、朝の目覚めが悪い人は、寝起きに熱めのシャワーを浴びると、交感神経が高まって心身がシャキッと目覚めます。質の高い睡眠を確保することで、ホルモン力のレベルアップを図って。
【睡眠】日中も90分単位でメリハリをつける
睡眠の周期は90分ですが、この周期は覚醒しているときにも存在しています。仕事や運動の集中力がキープできるのはおよそ90分。これを利用し、生活リズムにメリハリをつけましょう。例えば、パソコン作業を行うときは、90分がんばったら5分休憩する。このようにすれば、仕事の効率も上がり、ホルモンの働きにも好影響を与えます。
【プチストレス】「毎日が日曜日」はホルモンを一気に老化させる
定年退職後に老け込むか、生き生きするか。そのカギはホルモンが握っています。ゆるみきった隠居状態の生活は、リズムが狂う、目標がなくなる、運動不足になるなど、ホルモンにとっては悪いことばかり。サークルや趣味などで新しい環境に身を置くのにはストレスがつきものですが、適度なストレスはホルモンを活性させるもの。やりたいことがあるのなら、思い切って挑戦してみましょう。
*イラスト/アライヨウコ