『田勢康弘の週刊ニュース新書』(毎週土曜11時30分〜テレビ東京系)は硬派な政治番組でありながら、なぜか猫がスタジオをウロウロ。画期的すぎると海外でも話題に。そんな看板猫“にゃーにゃ”に密着してきました。
子猫らしく自由奔放にスタジオを動き回るにゃーにゃ(10か月)。眉間にしわを寄せながら、日本の将来を真剣に語る政治家&評論家も、にゃーにゃの愛くるしい姿には、思わずデレデレ。
この日のゲストは、石破茂地方創生担当大臣。自他ともに認める愛猫家で、にゃーにゃとの対面は2回目となった。にゃーにゃは無邪気に、石破大臣の手をペロペロ&カジカジ……やりたい放題!
「実に人間味が増してきたというか、多彩な才能を見せるようになりましたね。反応するのかなぁと思いきや、しなかったり。人間でいうと大学生くらい? さすが、若い女の子なだけはある。猫じゃなかったら、相手にしてくれないでしょうね(笑い)」
と、目尻を思いっきり下げながら、
「政治番組ってだいたいトゲトゲ、イライラ……そんな感じなんですけど、にゃーにゃが歩いてると、正直な話、ふっと本音をしゃべってしまいそうになりますね(笑い)」
そんな超・愛されキャラのにゃーにゃは、もともとは捨て猫。東京・目黒区の清掃工場に捨てられていたのを職員に発見され、救出された。まだ目も開かない、生後まもない状態だった。職員が、獣医へ連れていったところ、居合わせた動物プロダクションのスタッフにもらわれたという。番組ホストを務める田勢は、
「ごみ箱から4か月後にはテレビ出演。大物ですね(笑い)。まーご(初代)の次の猫を決めるために6匹くらいとお見合いしたんですが、生い立ちを聞いて“この子以外ない”と決めました」
〈にゃーにゃのプロフィール〉
’14年7月7日生まれ(推定)。メスの三毛猫(雑種)。出身は東京・目黒区の清掃工場。
(撮影/佐藤靖彦)