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 視聴率も評判もうなぎ上りの『とと姉ちゃん』。東京生活を送る小橋家の“舞台裏”を出演者のエピソードも交えて、のぞき見してみた。

■現場が笑顔になるポロリ

「森田屋さんの家族が登場したとたん、ドラマが『寺内貫太郎一家』みたいになりましたね(笑)」(木村)

 その中心にいるのが宗吉役のピエール瀧。娘・富江を演じる川栄李奈はこう話す。

「撮影の間、いつもお腹を出していて(笑)。現場を明るくしようとされているんでしょうね」

 ドラマで出てくる消え物がおいしくて、体重が4kg増えたというピエール。

■ヒロインは色気より食い気?

「充希ちゃんとはスマホでおいしい料理を調べて、その画像を見て“これ食べたい!”とか話しています。お休みがないので、検索しているだけですけど(笑)」(川栄)

 鞠子役の相楽樹ら同世代が集まる現場で、恋バナよりも食べ物の話に夢中とは! さらに、こんな目撃談も。

「ふんわりした感じの人だと思っていたら、空き時間にサキイカを食べているのを見ちゃいました」(川栄)

■麗しの“人生初”老け役

 青柳商店の滝子と森田家のまつ。演じる大地と秋野暢子は、今回初めての“老け役”に挑戦。

「最初は“えっ?”と思ったんですけど、これもご縁かと。ウイッグでも“気丈で意志の強い、気高いイメージ”をイメージしています」(大地)

「昔の感じとか、私なりのイメージを膨らませました。まつ毛にも白い色を入れています」(秋野)

■愛すべきトラブルメーカー

「向井さんが全然違う印象ですよ」(高畑)

 叔父・鉄郎役で新境地を開いた向井理。楽しそうにこう話した。

「鉄郎は役に立たないと思われがちですが(笑)、家族間で直接話せないことを三姉妹に伝えたり、ちょっとした鍵を握る役。僕が出てくると“何かが起こる”と、楽しんで見ていただきたい」