容疑者宅は一戸建て。玄関先まで雑草が伸び、ハトの糞だらけだ。近所のお年寄りは、
「親が建ててくれたもので、当初からずっとひとりだよ。刑務所へ入ったり、出たりの連続だから仕事はしていない。たぶん親が生活費や小遣いを渡しているんでしょ」
容疑者は身長170センチ弱で、やせて童顔。外見は30歳ぐらいに見えたらしい。
「真夏なのに毛糸の帽子をかぶって、その上からパーカーをまたかぶってサングラスをして、できるだけ顔が見えないようにしている。その格好で夜、自転車で出かけるの。それも人気のない森や林のほうを通って」(近所の女性)
娘を抱える40代の母親は、
「娘の学校から"下半身を露出する男が出没しているので注意させてください"といったメールがたびたび届いていました。西田さんは近所では有名。数年前に"もうすぐ出所してくる。怖いわね"と噂していたんです」
イヤな予感はビンゴだった。