■逆さ読み
図3のように、後ろから書いた縦書きの文章を、後ろから前に、下から上に読んでみましょう。普段はなかなか体験できない読み方を通じて、目力と脳力を鍛えるトレーニングです。脳をシャッフルして衰えがちな脳の機能を呼び覚ますことで、目力を一緒に高めることができるのです。
■渦巻き読み
図4のように渦巻き状に書いた文章を、外から内へ(逆に渦巻きの内側から書いた文章は内から外へ)と読んでみましょう。上の「逆さ読み」と同様、目力と脳力を鍛えるトレーニングです。渦巻き読みでは、老眼になると衰える周辺視野力(周囲の状況を広範囲に把握する力)や集中力を高めることができます。
■スピード遠近法
遠くの対象物と近くの対象物を交互に見るトレーニングです。老眼になると、毛様体筋が硬くなり、ピントの調節力が低下しますが、このトレーニングをすることでピントを合わせる力がアップします。