「個人的にいちばん印象に残っているのが、’09年に天皇陛下御即位20年をお祝いする国民祭典で、天皇陛下の前で奉祝曲をパフォーマンスさせていただいたときです。スタッフの僕らもそうでしたが、あれほど緊張感漂う現場は初めてでした」(都築さん)
「最初に宮内庁からの電話を受けたのは僕でした。限られた時間の中で、奉祝曲『太陽の国』を制作していったことを覚えています」(立藤さん)
エンタメ界を代表してパフォーマンスを披露したEXILE。トレードマークのサングラスをはずして歌うATSUSHIの姿が話題となった。
「第三章がスタートする前、HIROさんから“メンバーの人数を(7人)増やす”と言われたときは、何でだろう? と思いました。
初のスタジアムツアーが始まり、その巨大なステージ上で走り回る14人のメンバーと、お客様の反応を目の当たりにして、“こういうことだったのか”とようやく理解ができました」(都築さん)
「HIROさんはつねに3年先、5年先くらいまでイメージしながら、いまどうあるべきか、何をするべきか考えています」(田島さん)
5年先のビジョンもあると言われると、気になるのが’20年の東京オリンピック。
「何かで参加するためには、世界に通用するものを見せられるようにならないといけない。東京五輪にかかわらず、EXILEが次に目指すのは、世界基準。
音楽留学するATSUSHIさんが戻ってくる2年後。それぞれがソロ活動やほかのグループでの活動を通じて、さらに大きくなったEXILEをお披露目できることを、私たちも楽しみにしています」(都築さん)