混雑していたからかカレーが出てくるまでに時間がかかっていたが、ラブラブなふたりにはその時間も貴重だったようで─。
「彼は、はるなさんのコップのお水が少なくなるとすぐに注いであげていて、すごく気遣いができる人だなと思いました。はるなさんもそのたびに、“あら、ありがとー”って甘えていて。とってもいい雰囲気のカップルでしたよ」(前出・居合わせた女性客)
お待ちかねのカレーが届くと、おいしそうに頬張るはるな。彼女はチキンカレーに小盛りのライス、サラダ2つをオーダーしていた。
「はるなさんは来店すると、いつも同じ注文です。チキンカレーはかなりの辛さで、初心者はビックリしています」(前出・常連客)
常連のはるなは、そんな辛さにも慣れているのかチキンカレーを口に運んで味わうと、
「ねぇ、辛い?」
と、問いかける。会話からして、彼はおそらく初心者なのだろう。それでもニコニコと、カレーとハニーとの会話を同時に楽しむ。
「うん、辛いね」
「でも、おいしいでしょ?」
「うん、おいしい」
と、終始ラブラブムード。所属事務所にこの日のことを問い合わせると、
「その日、一緒にいたのは彼で間違いありません」
とのこと。