急にたくさんしゃべりだして驚いた!
39話(10月2日放送)では、きり(長澤まさみ)に心の内を吐き出した佐助。ほとんど話すことのなかった彼が饒舌に語り、しかもその内容が……。
「“あの人はクソ面白くない!”と信幸さんの悪口を吐くシーン。台本をいただいて読んだとき、今まで無口な佐助が急にたくさんしゃべりだしているので驚きました(笑)! 信幸さんのファンの方に申し訳なかったです。一方あの場面は、佐助が身分の違うきりさんに精いっぱい近づこうとしている場面なのでちゃんとできてるのかな?と考えていました」
佐助のひと言で物語が大きく動くシーンも。
「関ヶ原の報告ですよね。あれは荷が重かったです(笑)。でも、佐助の本来の仕事ってそういうものですから。彼のやっていることって、ある種のタイムワープだと思うんです。信繁さんがまだ見てないもの、知らないことを1秒でも早く届けるわけじゃないですか。
関ヶ原のときは、戦い(第二次上田合戦)に勝って浮かれている真田勢を前に、信繁さんが“まだ佐助がしゃべろうとしているだろう!”って怒ります。そこで僕自身もことの重大さを再認識したというか、お芝居とはいえ西軍の敗北を報告するのが怖くなりましたね」
クライマックスになる大坂の陣でも、幸村に従い戦場へと向かう佐助。最後にどんな活躍を見せるのか、期待大です!