ドラマ『就活家族 〜きっと、うまくいく〜』に出演する前田敦子 撮影/伊藤和幸

「父親役の(三浦)友和さんはよく話しかけてくださって。ユーモアもあってギャグセンスが高い!(笑)。実はすごくお茶目な方なんです。母親役の(黒木)瞳さんは、“わからないことがあったらお母さんに聞きなさい”って本当のお母さんみたいで、台本に難しい言葉が出てくるとiPadを取り出して説明してくれるんです」

 ワケあって、とある4人家族全員が就活に奮闘するドラマ『就活家族 〜きっと、うまくいく〜』(テレビ朝日系 毎週木曜 夜9時〜)で、長女・栞役を演じる前田敦子。作品ではシビアなシーンも多いが、現場は和やかな雰囲気で“家族”といるときはとても楽しいとニッコリ。

 自身のお母さんのことも大好きだと話す。

「私にとって、家族は何よりも大切で、一番の味方でいてくれる存在です。特にお母さんとは一番仲よしな友達同士のようで、なんでもしゃべれます。むしろ、しゃべってないことは何もないんじゃないかな?」

 タイトルどおり物語のテーマは、“就職”や“仕事”。10代のころからAKB48のメンバーとして活躍してきて、アイドル時代と今では仕事に対する意識は変わった?

「社会人という意識を持ったのはつい最近のことです。AKB48をやめたのが21歳のとき。グループを抜けてひとりになったとき、まだ大人になりきれていない自分に焦りました。今でもちょっと焦ってます(笑)。今のままではどんな役をやっても無理が出てくると思うので、“大人の感覚”を身につけていきたいです」

 現在25歳。昨年『毒島ゆり子のせきらら日記』では国会担当の政治部記者を演じ、セクシーな役柄も話題に。

 見た目も中身も大人の女性となりつつあるけど、その抜群のスタイルはどう保ってる? 

「私、食べるのが本当に大好きで、男の人よりも食べると思います! なので、今は食べるために動くようにしています(笑)。ホットヨガは、ずっと続けてますね」

 ほかにもダイエットに限らず、身体にいいと聞いたら何でも試すそう。

「いまハマっているのが、お酢。白いごはん以外は何にでもかけるんですが、“かける量が尋常じゃない”って言われます(笑)。プロデューサーの方もお酢好きということで、なんと、現場に“お酢バー”を作ってくださったんですよ!」