佐藤里佳アナ(フジテレビのアナウンサーHP『アナマガ』より)

 桜が満開を迎えた4月6日、神奈川県内の名門私立小学校で入学式が行われた。都内にある同校の姉妹校は有名人の子女が多く通うが、「こちらはあまり有名人を好まない」(在校生の母親)ようで、いわゆる芸能人の姿も見えなかった。

 この日、正門前の記念撮影スポットでは真新しい制服に身を包んだ児童とフォーマルなスーツ姿のママたちが、列を作って順番を待っていた。

ほとんどのママは紺色のスーツにパールネックレスと胸元にコサージュといった地味目の装いで静かに並んでいたのですが、1人だけちょっと目立つママがいたんです」(在校生の保護者)

 件のママは白と黒の千鳥格子のスーツに、美容院でセットしたと思われるヘアメイクで決めていたという。

あまりにも待たされるので、若干イラついているような感じでしたね。しかも“一般人は気安く私に話しかけないで”というような上から目線のオーラを出していて……。

 でも女子アナと言っても、それほど今は有名な方ではありませんからママたちは知らない人が多いんです」(前出・同)

 この女子アナ、かつてはフジテレビの「プロ野球ニュース」や「FNNスピーク」のキャスター、「ヨルタモリ」などのバラエティまで幅広くこなした佐藤里佳アナウンサー(50)。

 現在は同局のアナウンス室部長として、アナウンス室を仕切っている。

 最近は1月23日に行われたフジテレビの幹部会で、アナウンサーの採用について「毎年現場で推薦した学生が役員の好みでひっくり返る」と爆弾発言をし、「不透明な採用」に対して「不適切な採用」と苦言を呈すなど、その姿勢が話題になった。

「佐藤さんは人気絶頂の頃に5歳上のエリート商社マンと結婚しました。ご主人は文字通り“三高”で、2人ともセレブでしたね。当時は佐藤さんが後輩の女子アナと商社マンの合コンをセッティングしたりしていたようです。でも結婚14年目の43才という高齢で娘さんを出産したこともあって、娘さんがかわいくて仕方ないそうです」(フジテレビ関係者)

 同校の女子の競争率は15倍の難関。

幼稚園からの内申書を重視するので、縁故やOBは関係なくお家柄や実力重視です。佐藤さんのお嬢さんもお母様譲りで優秀なのでしょうね。でも、ママがあんな感じでは、今後みんなとうまくいくのかな?  とちょっと不安になりました」(在校生の保護者)
 
 愛娘の入学式で、うれしさ全開だったのだろう。佐藤部長、ちょっと“不適切”な顔がでてしまったのかもしれない。