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ー ゆうちょは1年前にも炎上

《GW中使えなくなるのなかなかきつい》
《ゆうちょGW引き出せんのゴミやろ》

 ゆうちょ銀行のゴールデンウィーク中の対応が物議を醸している。

「5月2日の23時55分から6日の7時までほぼすべてのサービスが休止となります。ATMでの取引のほか、デビットカードの使用、スマホ決済サービスへのチャージなどもできなくなります。事前に引き出したり、チャージしておく必要があるため、利用者から不満の声があがっています」(経済誌記者)

ゆうちょは1年前にも炎上

 ゆうちょ銀行はこの休止の理由についてホームページで、

休止するサービスの詳細(ゆうちょ銀行HPより)
休止するサービスの詳細(ゆうちょ銀行HPより)

《今後も安定的にお客さまにサービスを提供するために、入出金や送金等といったゆうちょ口座のほとんどすべてのサービスを管理する、中心的なシステムを更改する必要があるため、休止するものです。ご不便をお掛けし申し訳ございませんが、ご理解くださいますようお願いいたします。》

 と説明しているが、出費も多くなるゴールデンウィークに取引ができないのは、間違いなく不便だ。

 ゆうちょ銀行では1年前にも“炎上”騒動になったことがあった。

「'22年1月17日から硬貨での預け入れや振り込みを行う際に手数料がかかるようになりました。窓口では50枚までは無料ですが、51枚以降は枚数に応じて手数料が取られるように。ATMの場合には、1枚から110円の手数料がかかります。26枚から50枚までが220円、51枚から1度の預け入れの上限である100枚までが330円。硬貨を多く取り扱う神社や募金を扱う団体からは多額の手数料が取られてしまうため、悲鳴が上がっていました」(地方紙記者)

 この手数料のせいでこんなおかしなことも起こる……。

「すべて紙幣で5万円を預け入れると5万円のままですが、100円硬貨を含めて5万100円を預け入れた場合、手数料が引かれて、4万9990円になってしまうとSNSで話題になりました」(前出・経済誌記者)

 メガバンクでATMを利用して預け入れをする場合、三菱UFJ銀行、みずほ銀行では100枚が上限だが、手数料は無料。窓口の場合も三菱UFJ銀行とみずほ銀行では101枚目以降、三井住友銀行では301枚目以降で手数料が発生するシステムになっており、ゆうちょ銀行の手数料と比べると緩い条件だ。

 硬貨の取り扱いにはお札よりコストがかかるというのが理由のようだが、国内最高の貯金残高を誇るゆうちょ銀行。利用者の声にもっと耳を傾けてほしい。