目次
Page 1
Page 5
天ぷら、きつね、鴨だしなど17品のカップそばを実食。
そばの風味や食感、つゆの味わい、具材の満足感を採点項目にランキングした結果、ツートップは年越しそばの大定番『どん兵衛天ぷらそば』と『緑のたぬき』だった。
具材もそばもレベルが高い
実食した松岡聖子さんは、「やはり安心できるおいしさでした。天ぷらのサクッとした食感など、具材のクオリティーの高さは想像していましたが、インスタントではなかなか再現の難しいそばの風味も予想以上のレベル」と話す。
1位のどん兵衛天ぷらそばは、北海道、東日本、西日本それぞれの地域のだしの味にこだわった限定商品も販売していて、番外編で実食した。
最近は従来の丼型のタイプだけでなく、カップヌードルのような縦型カップの商品も増えている。
丼型の普通サイズは麺の量が70g前後のものが多く、縦型は50gくらいなので1食として食べるには物足りなさそうだが……
「縦型はそばらしさが弱くランキングは全般的に下位でしたが、年越しの軽食にサクッと食べるならちょうどいい量かも」と松岡さん。
何かと忙しい年末、今年は手軽に食べられるカップそばで年越しも全然アリ!
カップそば実食ランキング15
《第15位》マルちゃん おそば屋さんの鴨だしそば/東洋水産(製造者または販売者、以下同)171円
「鴨の脂感が強く、つゆとそばの味わいを感じられない。鶏つくねは味が濃く、もう少しふんわり感も欲しい」(松岡さん、以下同)
《第14位》深まる旨さ 小海老天そば/エースコック 117円
「そばがラーメンっぽさのある細麺で、そばの風味が弱く、インスタント感が強い」
《第13位》マルちゃん 麺之助 肉そば/東洋水産 138円
「具材の豚肉は小さめで、そばの存在感もあまりなく、肉そばに期待するがっつり感がなかったのが残念」