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肌のお手入れに余念なく、SNSで最新の美容情報をキャッチし、「ホントにシニア世代?」と目を疑うほどの若々しさをキープする。「お金よりも手間をかけること」「健康という土台こそ大事」と語る美熟女に、日々のケア法を聞いた。
クリニックの理事長を務める中村英理さんは66歳。豊かな毛量のツヤ髪にシワのない肌、スラリと伸びた手脚……思わず「え、66歳?」と二度見するほどの若さ! 美しさと健康を保つため、最も気遣っているのは“糖化”を避けることだという。
糖化しない身体づくりが若々しくいられる秘訣
「栄養について学ぶうちに、糖分をとりすぎると身体の中でコラーゲンを壊す『糖化』が起きることを知りました。そうなるとたるみやシワができやすくなり、老化を進めるそうです」(中村さん、以下同)
日頃から糖分控えめの食事を心がけているため、体重増とも縁がないそう。
「30年以上前から、漢方の原料である『羅漢果』の種を煎じたものを飲んでいます。黒砂糖のような甘さがありますが、糖分もカロリーもゼロ。糖の吸収を抑えるため、アンチエイジングに欠かせない習慣ですね」
そんな中村さんも30~40代は病気や不調に悩まされた。
「子宮筋腫や子宮内膜症がひどかったのですが、ピクノジェノールという松樹皮エキスのサプリメントをとるようになると、ぐっと改善。
それに感動してサプリメントアドバイザーの資格を取りました。更年期にホルモンバランスが崩れ、体調が優れなかったときにも、そのときどきでサプリに助けられました」
目指しているのはマイペースに楽しく年を重ねること。
「サプリ開発の仕事や趣味などの生きがいを持ち、幸せに暮らすのがいちばん大事。若く見えるというのは目的ではなく、自由に楽しく生きる中の副産物だと思っています」