82年の歴史を誇る文芸雑誌『文學界』。2月号は売り切れが続出し、創刊以来初の増刷出来となった。その理由は……ピース・又吉直樹(34)のデビュー作『火花』が掲載されていたから。批評家からの評判も高く、単行本は25万部にサイン会も開催された。
「すごいですよね~。びっくりしました。マネジャーに"ちゃんとした大人の方が計算しての25万部ですよね? 本当に大丈夫ですよね?"と何度か聞きました(笑い)」
執筆の誘いは時々受けていたものの、なかなか自信がなかったという。しかし、昨夏に急にテンションアップ。夜9時くらいまでは芸人として活動し、夜11時くらいから集中力が切れるまで、書き続けた。
「(相方の)綾部ですか? 最近、いろんなところで"2人で書いた"って言い始めてて(笑い)。『火花』に関わろうとしてるんですよね。コンビ解消? ないです(笑い)」
夢の印税生活まであと少し!?
「印税?(芸人には)退職金がないので貯金ですかね(笑い)」