――恋愛は必要なくなってる?

安西 根本はやっぱり、男子とワイワイするのが好きなんですよ。

和田 うん。

安西 だから、そういうのは必要なくなってきたね、完全に(笑)。

和田 あぁ~。でも、どうだろう? やっぱり恋をしてる人は輝いてますよね。だから、理不尽に恋に落ちるんです!(笑)

安西 そういう意味では、ホントにその感覚がなくなってしまったぶん、舞台上で疑似体験ができるので楽しみですけどね。

中3の頃は、女の子としゃべるのがすごく照れ臭かった

――今作は中学3年生のお話ですが、中3の頃はどんな男の子でしたか?

安西 何にでも興味をもって挑戦したり体験したり。もう好奇心の塊でしたね。

安西慎太郎 撮影/森田晃博
安西慎太郎 撮影/森田晃博
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――一番夢中になってたものは?

安西 尾崎豊さんが好きで、ハマってました(笑)。

和田 へ~、そうなんだ。

安西 生き方もですけど、一番は、きれいごとじゃない歌詞の内容に影響を受けたんで。さらにその尾崎さんの声も加わって虜(とりこ)になっていましたね。

和田 僕は野球をずっとやってて、その頃は女の子としゃべるのがすごく照れ臭かったですね。

安西 ああ、一緒だ。

和田 ウソ?

安西 ほんとだから(笑)。女の子とあんまり関わりがなかった。

――モテたんじゃないですか?

和田 いやいや、も~、野球しか興味なかったんで僕は。

安西 僕、一時期モテたことがあって。中3の時に体育祭で団長やりまして、そこから半年くらい激モテしちゃって。わ~、マジきたなと思ったんですけど。一番モテたい卒業時期にはモテキのピークが過ぎちゃって。

和田 アハハハハハ!
 
安西 でも、ボタンを欲しがる男の行列がすごかった(笑)。男の後輩からは、めちゃめちゃモテてましたね。

和田 ビックリした~。そういうことね(笑)。

安西 最後はタンクトップまでなくなった(笑)。

和田 卒業式の帰り、裸じゃん(笑)。