実際、ホンジュラスで眞子さまは、清子さんも足を運んだマヤ文明の代表的遺跡「コパン遺跡」もご訪問。

清子さんも立ち寄ったコパン遺跡で。事前に叔母さまからレクチャーが?('15年12月)
清子さんも立ち寄ったコパン遺跡で。事前に叔母さまからレクチャーが?('15年12月)
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 大統領を表敬訪問するなど親善に努め、緊張もあったはずの初外遊で大過なく全日程をこなされた。

 そんな美智子さまから眞子さまへのお気遣いについて、

美智子さまは、清子さんを本格的な公務ができる内親王としてお育てになり、清子さんもその期待に大いに応えられました。

 孫の眞子さま佳子さまにも、同じような期待を持たれることは当然だと思います」

 と話すのは、近著に『美智子さまに学ぶエレガンス』がある、文化学園大学客員教授の渡邉みどりさん。

美智子さまは、皇太子妃時代から『国際親善』を重視されてきました。

 清子さんが訪ねたホンジュラスを引き継ぐ形で、眞子さまが同国を訪問すれば親善がより深まるとお考えになったのでしょう。

 さらに、眞子さまの初めての海外訪問先がホンジュラスとなれば、“ねぇね”と慕われる清子さんに事前に相談しやすいので、そういった環境作りにも配慮されたのかもしれませんね」(渡邉さん)

 その後、眞子さまは'16年9月に南米・パラグアイ、今年の5月には“幸せの国”ブータンをご訪問。美智子さまから清子さんを通じて伝わった「国際親善」の精神を大いに発揮し、現地で大歓迎を受けられた。

 次は留学を終えた佳子さまが、お姉さまからその大切さを学び、キュートなスマイルで各国との友好関係を深められることになる。