「障害のある役ということで、役づくりは苦労されたそうですね。例えば、“どんな歩き方をするのか”というような細かいところや、障害をどこまで表現するかなど、制作陣と入念に話し合ったそうですよ」(テレビ局関係者)

 小児科を舞台に研修医の奮闘を描いたドラマ『グッド・ドクター』(フジテレビ系)。主演の山崎賢人は、自閉症スペクトラム障害でコミュニケーション能力に問題があり、また驚異的な記憶力を持つサヴァン症候群でもある研修医という難役に対し、冒頭のように真摯に臨んでいたという。

 9月中旬のとある夜、そんな『グッド・ドクター』の打ち上げパーティーが東京・青山のレストランで開かれた。

この日の“貴重な”フード

「研修医である山崎さんの指導医役の上野樹里さんや、小児科のエース医師である藤木直人さんも参加しました。3人とも医師役として、長い間“全身真っ白”の衣装で過ごして飽きがきたのか、3人示し合わせたように、靴まで含めて“全身真っ黒”の格好で来ていました(笑)」(会の参加者)

 この日は、患者役の子役も参加するため、打ち上げにしては早い夕方からスタート。

でも、育ち盛りの子役たちには、ちょっとさみしい打ち上げだったと思います。というのも、パーティーは130人が参加予定で、実際にそのくらいの人数が集まったのですが、経費削減のせいか用意されたフードは50人分も少ない80人分しかなくて……(苦笑)。

 テレビドラマの制作費は予算の削減が盛んに叫ばれていて、フジテレビに関しては、年収が半分程度になった部長クラスもいるくらいです。でも外部スタッフもたくさん集まる打ち上げをケチるとか、ケチりどころがセコイというか……。この日の貴重なフードはけっこう取り合いになってましたよ(苦笑)」(同・会の参加者)

 しかし、そんなパーティーのなかでも主演の山崎は、

「難役を終え、プレッシャーから解放された感じで、楽しそうにお酒を飲んでいましたよ。続編が期待されているということもあり、役づくりを一緒にしていたスタッフさんなどと話し込んでいましたね」(同・会の参加者)

 続編と続編の豪華打ち上げ、楽しみにしています!