「日曜朝市のスタートです!」と明るい性格で客にも多くのファンがいる名物マネージャーの湯口節子さんのアナウンスで朝市がオープン。会場に入るとさっそくソースのいい香りを漂わせる焼きそばがなんと100円で販売。朝市の時間内に焼きそばの麺だけで1回5キロを鉄板で11回焼くそうで、お昼用や、家族へのお土産として、まとめ買いする人もたくさん。
1度食べたらやみつきになると話題なのが焼豚足。みそなどで煮た豚足を表面がカリッとするまで焼き、酢じょうゆをつけてガブリ。予約して焼き上がりを待つ間に買い物をする人も多く、約250本が飛ぶように売れるという。
鶏専門店『あらい』は焼き鳥を毎日1000本以上売り上げる人気店。鶏皮やから揚げなどたくさんの商品が並ぶ中、いちばん人気は、えっ、豚バラ!?
「福岡では焼き鳥屋に行ったら、最初に頼むのは豚バラという人が多いほど定番の人気。1日300〜400本は焼いていますね。ほかにも、コロッケを3個100円で販売したり、野菜とかフルーツ、鮮魚など、会場の価格は通常よりもかなりお得。お客様へのサービスだと思っています」(浦田店長、以下同)
木曜日には、こちらも人気の「木曜夕暮れ市」を開催。日曜朝市に出品されている野菜やフルーツ、お惣菜などに加え、夕食のおかずとしてすぐ調理して食べられる商品も多数。焼くだけでいい味つき肉や、鍋用の野菜のセットなど、夕食にもう1品追加したり、献立に困った主婦にはうれしい品物が販売される。
店内の商品も充実していて精肉コーナーではホルモンの対面販売を行ったり、調味料コーナーではとびうおからだしをとった“あごだし”が並んでいたりと、九州ならではの逸品も。
また夏になるとお祭りや、勤労感謝の日には地域の人たちとチャリティー餅つきをしたりと、まさに地元を愛し地元に愛されるご当地スーパーの鑑!
「以前、店頭でカラオケ大会をしたり、久留米で有名なスープカレー屋さんに販売に来ていただいたりしたので、そういったイベントもまたやってみたいと思います。創業者が掲げるお客様第一主義の精神で、いろいろとお客様に還元していきたいです」