「今年は連ドラで初主演も経験させてもらったし、結婚もしたりと、よい方向に進めている実感があります」
'08年にドラマ『ごくせん 第3シリーズ』で俳優デビューして、今年で10周年を迎えた三浦翔平。
挑戦していきたい
昨年放送の『奪い愛、冬』(テレビ朝日系)での怪演も話題になるなど、最近は幅広い役柄に挑戦中。放送中の『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系、毎週木曜、夜9時~)では現役ホストながら、米倉涼子演じる主人公が開いた弱小弁護士事務所でパラリーガルとして働く茅野明役を演じる。
「最近はまじめな役が続いていたので、こうした明るい役は久々で演じていても楽しいですね。どこか抜けている役ですが、僕自身はそんな部分はないと思います、たぶん(笑)」
AbemaTVで4月から配信されている『会社は学校じゃねぇんだよ』で連ドラ初主演を務めた。
「今までなら気にしなくてよかった現場での細かい部分まで気にかけないといけないので、改めて長年、主演を務めている方のすごさを実感しました。今回の現場でも米倉さんがいるだけでチームワーク感が出ますしね」
今年30代に突入したが、20代の自分についてこう振り返る。
「10年お仕事をさせてもらったことで、自分ができていなかったこと、やりたいことが見えてきました。なので30代は自分の目標に向かって、バリバリ仕事ができたら。
具体的な目標はまだ言えないですが、みんなが楽しく、ウインウインになれることができたらいいですね。僕自身も楽しみながらそれがビジネスになれば、周りの大人たちもついてきてくれると思うので。
最近は規制が厳しくなってきていますが、そんな中でも新しいことに挑戦していきたいです」
20代でやり残したことについて質問すると、笑いながらこんな答えを。
「キラキラ青春作品にもっと出ておけばよかったかな。さすがにこの年になってくるとキラキラもしなくなってくるし、制服を着るのも厳しいですから(笑)。
でも、いま思うと20代のころは自分の仕事ぶりに納得がいっていなかったのか、イライラしていたことが多かった気がします。でも年齢を重ねたことで、“ま、いっか”と、いい意味で思えるようになれました」
以前のインタビューで、“イケメン”でくくられることが「嫌だった」と語っていたが……。