捜査の不備に表情を曇らす警視正。「対応を示したい」と部下に意見を求めると、「忘年会の幹事やります!」と元気よく意外な答えが……。
11月9日に公開された『ホットペッパーグルメ』の新CMで、小池栄子とコミカルなやりとりを見せるのは西島秀俊だ。
「小池さんメインのカットのとき、背中しか映らない西島さんは我慢しきれず笑っていたのですが、小池さんに“つられるからやめてよ!”と怒られていました(笑)」(広告代理店関係者)
現在、西島は8社のCM起用に加え、直近5年間でテレビドラマ8本、映画13作品に出演。その理由を芸能プロ関係者が明かす。
「西島さんはドラマや映画のセットだけではなく、CMの現場でも美術さんが作ったセットに入るときには必ず“入ります”と一礼して入るんです。キャストにはもちろんですが、制作スタッフや作られたセットに対しても敬意をもって接しています。そういう真摯な態度だからこそ、一緒に仕事をしたいと思うんでしょう」
現場でみせた神対応
'92年にデビューした西島は、翌'93年にドラマ『あすなろ白書』(フジテレビ系)に出演するなど一躍、人気俳優に。しかし'97年から5年もの間、テレビドラマの世界から姿を消してしまう。
「本格的な映画俳優を目指していた西島さんは、アイドル路線を歩ませようとした事務所と方向性が食い違ってしまったんです。
でも、西島さんはその間も映画館に通いつめるなど、ずっと演技の勉強をしていたそうです。彼がスタッフに対して感謝の気持ちを忘れないのは、あのときの苦しい時期があったからかもしれません」(映画配給会社関係者)
冒頭のCM撮影現場では、お茶目な一面も。
「おふたりそれぞれにプレゼントを用意したんです。西島さんには銀座三越のチョコレート、小池さんには和菓子を渡したんですが、甘いものが好きな西島さんはチョコレートにも詳しく、“すごい! ありがとうございます!”とチョコレートのメーカーを見て感動していました」(前出・広告代理店関係者)
出演者の休憩時間が予定していた1時間から半分の30分に縮まってしまったときも、西島は神対応。
「スタッフが恐縮するなか、西島さんは渡されたお弁当を持って“全然大丈夫! 15分もあれば食べられるので!”と笑いを誘ってくれました。スタッフはメロメロでしたね」(同・広告代理店関係者)
こんな上司だったら、忘年会の幹事も楽しくやれちゃうんだろうなぁ~。