NHK朝の連続テレビ小説『なつぞら』で、主人公なつの“育ての父”を好演している藤木直人が、7月19日に47歳の誕生日を迎えた。誕生日当日は、音楽活動20周年を記念した全国ツアーの東京公演が行われていた。
「ステージでは、『なつぞら』の共演者である広瀬すずさん、松嶋菜々子さん、草刈正雄さんから寄せられた祝福のメッセージビデオも流されました。藤木さんにとって思い出に残る誕生日となったでしょうね」(スポーツ紙記者)
その翌日、彼の姿は自宅近くの商店街にあった。妻と3人の子どもと、近所の商店街が主催している夏祭りに参加するためだ。
「この夏祭りでは、昔から毎年、地元の有名私立校の小学生らが参加して、和太鼓や沖縄の伝統芸能のエイサーを踊りながら商店街を練り歩くんです。藤木さんのお子さんも通うその学校は、自由な校風で芸能人のお子さんも多く通っていますが、車での送り迎えは禁止。子どものために近所に住む人が多いので、祭りには親子で参加していますね」(近所に住む女性)
子どものおねだりに
保護者の引率で遠足に出かけたり、運動会には親戚一同で参加するなど、保護者参加の行事が多い同校。そのため生徒同士だけでなく家族ぐるみでの交流があることでも有名だ。
「藤木さんは、お子さんの同級生が和太鼓に出演していて、それを家族全員で見に来ていました。お子さんがおねだりしたのか、途中で焼き鳥を買ってあげていましたよ」(目撃した男性)
そしてもうひとり、子どもたちのエイサーを熱い視線で見つめる母親がいた。押尾学との間に生まれた長男が中学生になった矢田亜希子だ。
「矢田さんは息子さんがエイサーに参加していたので、ママ友たちと一緒に“ほら頑張って!”と肩を叩いてエールを送っていました。息子さんも矢田さんを見つけるとうれしかったのか、笑顔になっていましたよ」(目撃した女性)
矢田の子育ても評判は上々のようだ。
「押尾さんとの離婚後、苦労しながら女手ひとつでお子さんを育てています。家庭優先で、必ず学校行事にも参加されていますね。この学校はシングルマザーも多くて、運動会ではシンママ同士で場所を確保して同じシートで子どもたちとお昼を食べたり、助け合ってますよ。最近、息子さんが自分より背が高くなったそうで、うれしそうに周囲に話していたといいます」(矢田の知人)
一方の藤木も、子どもへの気遣いでは負けていない。
「藤木さんは、“学校行事では子どもが主役だから”と、目立たないように校内でもニット帽。息子さんの友達にも優しくて、子ども同士の誕生日会に来てくれたこともあります」(同校に子どもを通わせる保護者)
『なつぞら』では少し頼りない父親だが、私生活では学校行事に積極的に参加するしっかりしたイクメンのようだ。