休みあけの前日は「あー、明日から仕事かー」「また、あの人に会わないといけないのか、やだなー」と考えすぎて眠れなくなってしまうことがあります。
結果、眠りにつくのが遅くなり、休みあけから寝不足という事態。
これまで生きてきて「やったー、明日から仕事だ!」と言っている人はあまり見たことがありません。しかし、「明日から仕事だ、最悪……」と言っている人はたくさん見てきました。では、眠れないときはどうしたらいいのでしょうか。
僕がとっていた行動は頑張って考えないということです。それだけです。
もう少し詳しく説明すると、仕事が終わって会社から1歩外に出たら会社を自分とは無関係のただのビルだと考えていました。
そうやって、出勤するその直前まで好きな音楽やラジオなどを聴くなどして、全力で頭の中から仕事のことを追い出しましょう。
仕事のことは、会社に1歩足を踏み入れたその瞬間から考えれば十分。前日から考える必要はありません。
明日きっと仕事に行きたくなる
いかがだったでしょうか。「こんな経験あるある!」と共感してくださる人もいれば、もしかしたら「そんな小さなことで悩むな!」と怒る人もいるかもしれません。
僕は偉い経営者でも優秀なサラリーマンでもないので、解決策も全然役に立たないかもしれません。
ただ、ちょっとでも笑えて悩みが軽くなり、連休明けにほんの少しでも仕事に行く元気が湧いてくれたらうれしいです。
(漫画:じゅえき太郎)
じゅえき 太郎(じゅえき たろう)イラストレーター、画家、漫画家 1988年東京都生まれ。第19回岡本太郎現代芸術賞入選。身近な虫をモチーフにさまざまな作品を制作している。SNS総フォロワー数は約30万人。著書に『ゆるふわ昆虫図鑑』(宝島社)、『昆虫戯画びっくり雑学事典』(丸山宗利氏共著/大泉書店)、『ゆるふわ昆虫図鑑 ボクらはゆるく生きている』(KADOKAWA)など多数。