「スーパーは野菜売り場から回って特売品をまとめ買い!」

【解説】献立が決まっているなら問題ないですが、決まっていないのに“とりあえず”野菜売り場からというのは危険。必要でないものまで買いすぎる可能性が高い

 献立が未定なら惣菜売り場から回ってそれらをヒントに献立を考え、必要な食材をそろえましょう。また、計画的に買い物をするためにネットスーパーを活用するのも◎。まとめ買いはストックに油断して消費量が増える傾向が!

×「ムダな買い物が多くなります!」

「日用品などは、数軒を回るようにしていちばん安くゲット♪」

【解説】特売品を狙って店を巡り、クタクタになるのでは節約どころではありません。節約はなるべく1回の見直しで大きく効果の出るものを。電気のアンペアの見直しなどから始めてみて。必要のない生命保険に入っていませんか?

 携帯電話料金を格安SIMに変える、ガスや電気など公共料金の支払いをまとめる、などいろいろありますよ。水筒を持ち歩く、財布にたくさんのお金を入れないなど、自然体でストレスなくできる節約なら習慣化しても問題なし♪

×「店のハシゴは苦労して益なし」

「絶賛“ポイ活”中! ポイントお得デーを狙って買い出し」

【解説】ポイントを狙って、いまは必要のないものや必要以上の量、予算以上のものを買うのは本末転倒。ポイントはお得ですが、それを目的に買うより本当に必要なものだけ買い、支出を抑えるほうが賢明です

 ポイントは店ごとに還元率や有効期限などが異なり、サービスも日々変化して面倒な場合も。日々の生活の中である程度貯まったら買い物で使う、とするほうがムダになりません

×「ポイントにつられてムダ買いしてませんか?」

「先取り貯金をしていますが、生活は苦しいです……」

【解説】お金を貯めたい人は、最初に給料から決まった金額を自動で取り分けてくれる社内預金や財形貯蓄(どちらもない場合は給与振り込み銀行の自動積立など)に入れるのがオススメ。

 貯金分を“先取り”すれば、残りは全部使えるお金なので、生活が厳しく感じてもやりくりはとてもシンプル。逆に給料の残った分から貯めようとすると、残そうと思いつつもお金はスルスルと出ていってしまい、ストレスだけが“たまる”という結果に。

○「先取りは最強の貯蓄方法です!」

「少しずつ貯めたへそくりをこっそりタンス預金!」

【解説】手元にあると、つい手をつけてしまいがち。詐欺や盗難、火事などの心配や、誰にも知られず亡くなった場合、捨てられる可能性も

 利息がつかないから、または破綻が怖いから、などの理由でタンス預金が増えているが、今は預金保険機構で一行あたり預金1000万プラス利息まで守られる仕組みになっている。

 さまざまなリスクから守られるよう無料金庫と思って預けておくのが○。ただし、窓口は手数料が高いのでATMへ!

×「銀行は“無料の金庫”と思って預けよう」