教え子たちはブレイク間違いなしか 

 制作会社関係者はこう話す。

「来年の8月、『ドラゴン桜』(TBS系)の続編がスタートすることが決定したようです。こちらも『結婚できない男』と同様、以前から続編のオファーはしていたと見られます。TBSのドラマの名門枠である『日曜劇場』で放送される予定で期待が高まりますね」

 マンガ『ドラゴン桜』は、2003年に『モーニング』(講談社)で連載がスタート。2005年には阿部主演でドラマ化された。さらに、2018年からは続編となるマンガ『ドラゴン桜2』の連載も始まっている。

 同作は、元暴走族の弁護士・桜木建二の指導の元、落ちこぼれの集まる龍山高校に通う生徒たちが東大合格を目指すストーリーで、作中に登場する実践的な勉強法や「賢いやつは騙されずに得して勝つ。馬鹿は騙されて損して負け続ける。これが今の世の中の仕組みだ!」などの桜木の名言がためになると、受験生やビジネスマンからも人気を呼んだ。

 マンガでは受験テクニックをメインに描いているが、ドラマは東大合格を目指す生徒たちの成長を中心に描かれており、阿部演じる桜木のクールで厳しいキャラクターが注目を集めた。

 続編は、龍山高校を落ちこぼれ校から進学校へと成長させた桜木が高校を離れてから5年後を描く。教職員が陰で“女帝”と呼んでいた教員が、理事長代行になったことで徐々に生徒の成績が下がり、龍山高校の東大合格者はゼロになってしまう。そこで桜木が理事に就任。前作で見事東大に合格し、弁護士となった桜木の元生徒の水野直美とともに、東大を目指す特進クラスを作ることから物語は始まる。

「原作のマンガ『ドラゴン桜2』では、特進クラスに入る生徒は2人。文系・理系と志望学部がバラバラの2人が、スマホアプリを使うなど今時の勉強法で東大合格を目指します。前回のドラマでは原作にはいなかったキャラクターも登場していましたが、今回もまた生徒役として新しいキャラクターが生まれるかもしれません。

長澤まさみ('05年)
長澤まさみ('05年)

 第1弾のドラマには阿部をはじめ、生徒役として若手時代の山下智久(34)、長澤まさみ(32)、新垣結衣(31)、小池徹平(33)、紗栄子(32)と、今となっては大物俳優となった面々が出演していたこともあり、『ドラゴン桜』は伝説的ドラマと呼ばれています。桜木とともに高校を立て直す元生徒の水野は、第1弾では長澤が演じました。ですので、続編ドラマでは阿部と長澤の共演が見られるのではないでしょうか。また、続編に生徒役として出演する俳優たちもブレイク間違いなしでしょう。ドラマ『ドラゴン桜2』の生徒役が誰になるのか、関係者の間では注目が集まっていますよ」(前出の制作会社関係者)

 コミカルな役柄からシリアスな役柄まで多彩に演じる阿部。『まだ結婚できない男と』そして、『ドラゴン桜2』と、今後の活躍が楽しみだ!