週刊女性はその実家を訪ね、両親と同居する中林の兄に声をかけたが、無言で家の中へ。竹内さんが愛した家族、そして親族たちは大きな衝撃と深い悲しみのただ中にいる。
だが家族以外にも、竹内さんの死を受け入れられない人物がいる。タレントのイモトアヤコだ。イモトは竹内さんと大のつく親友だった。
「あの日以来、イモトさん憔悴し切っていて。食事もほとんどのどを通らない状況だそうです。昨年結婚したご主人ですら、“なんて声をかけていいのかわからない……”って」(テレビ局関係者)
売れっ子ゆえに、こんなときも目の前には仕事が。
「それでも、“大丈夫です。ちゃんとできます”と、現場では気丈に振る舞っているようです。でも泣き通しなのか、イモトさんの目はパンパンに腫れていたそう」(前出・テレビ局関係者)
竹内と同じマンションに引越し
ふたりが知り合ったのはいまから6年前。舞台での共演がきっかけだった。
「ふたりとも初めての舞台出演だったこともあってか、すぐに意気投合。年は竹内さんのほうが6つ上でしたが、“結子”“アヤコ”と呼び合う仲になりました。よっぽどウマが合ったんでしょうね」(芸能事務所関係者)
食事も頻繁にした。その帰りには、どちらかの家に泊まって女子会の続きをするのが、お決まりの流れだった。
「“もう帰るのも面倒”と、竹内さんが当時住んでいたマンションに、イモトさんがわざわざ引っ越し。しばらく同じマンションに住んでいましたからね。まるで“もうひとりの家族”のようでした」(前出・芸能事務所関係者)
2017年末、イモトがレギュラー出演する『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の登山企画で南極大陸最高峰に挑むことになったときには、友情の連係プレーも。
「登山スケジュールの都合で、イモトさんは年末年始にどうしても日本にいられないことになったんですが、そのせいで大みそかの『NHK紅白歌合戦』で予定されていた安室奈美恵さんのラスト出演を見られないことになっちゃって」(スポーツ紙記者)
安室の大ファンとして知られているイモト。最後の雄姿は、録画して帰国後に見るつもりでいたのだが、
「イモトさん、日本を離れる前に『紅白』の録画予約するのを忘れてしまって。そのピンチを救ったのが竹内さん。連絡を受けた竹内さんが、イモトさんのためにちゃんと録画しておいてくれたんです」(前出・スポーツ紙記者)
竹内さんの心遣いはそれだけではなかった。マイナス50℃以下の極限の地で命がけの挑戦をする大親友に、サプライズも用意していた。