《彼は『これからはちゃんとするから』と謝ってくれましたが、あまりにショックが大きすぎて、何を言われても心に響かなかった》
《彼が変わってしまったのは2019年末頃から》
10月19日の『現代ビジネス』オンラインにて、瀬戸大也選手の妻で飛込競技元日本代表の優佳さんが“騒動”後初めてインタビューに応じた。
「瀬戸選手から浮気を告白された際には“怒りと悲しみが同時に襲ってきた”“人生で初めて味わう感覚”と正直な胸の内を明かし、一方で“彼にはプレッシャーもあった”“心の内を聞いてあげられる余裕がなかった”と、夫をかばい、また自分の不甲斐なさを反省する完璧な内容でした。
それにしても『新潮』報道から1か月も経たない内のインタビュー。言葉の端々には怒りも感じられましたが、本当に彼女は全てを受け入れていてのことだったのか」(スポーツ紙デスク)
9月23日に『週刊新潮』のニュースサイト『デイリー新潮』が報じた瀬戸選手の不倫。優佳さんが仕事で留守の間に2人の娘を保育園の預け、航空会社勤務のCAとされる女性と、ホテルで約1時間半の密会。コトが終わると何食わぬ顔で娘たちを迎えに行った、というものだった。
日本競泳界のエースで、東京五輪の金メダル候補だった、しかもイクメンとして知られた瀬戸選手の衝撃的な不倫。彼の所属事務所も事実関係を認めたことで、普段ならば各局のワイドショーがこぞって取り上げる“おいしいネタ”のハズが、“スルー”を決め込んだのだった。
瀬戸選手は“電通案件”
そんな中で唯一、キー局として取り上げたのがTBS。『グッとラック!』の“休憩4600円のラブホテル”と金額まで紹介する踏み込んだ内容に、立川志らくは《スポンサーは大変》と苦笑いしながら、
《やったことはよくないけど、普通なら“しょうがねえな”“何やってんだ、こいつ”という程度のこと》と微妙なフォロー。
一部を除いたスポーツ紙各紙も、足並みを揃えるように騒動を掲載することはなく、テレビ局同様の“忖度”が働いたのだろうか。
「瀬戸選手が所属する事務所は『電通』のグループ会社。業界に多大な影響を持つだけに、しかも五輪アスリートならば、特にテレビや新聞などのマスメディアは扱いにくい案件でしょう。謝罪も済ませたことで、このまま話題をフェードアウトさせようという計算だったのでしょう」(芸能プロ関係者)
しかし、これで終わりではなかった。翌週にCA女性以外の、さらなる女性との関係や夜遊びが報じられてしまったのだ。続々と出てくる醜聞に爽やかなスポーツマンイメージは失墜。ついには所属先の『ANA』、夫婦でCM出演していた『味の素』、さらに日本オリンピック協会の『シンボルアスリート』など、次々と契約解除された。