「ママのおうち行こっか」
「あびるさんはママになってからも、週に何日も飲み歩いていたようです。お酒にだらしない彼女が娘さんに悪影響を及ぼすことを恐れているのでしょう」(前出・芸能プロ関係者)
過去の『AERA dot.』のインタビューで、才賀ははっきりと自分の意思を示している。
《断酒を決意したとしても、しばらくは優と娘を二人きりにはさせたくありません》
才賀抜きで会えないことを“会わせてくれない”と解釈したあびる。何を思ったのか、今春ごろから強硬手段に出ていた。
「あびるさんが仲よくしているママ友の協力で、才賀さんに黙ってスクールへ行き、娘さんと会っていたんです」(スクールに子どもを通わせている保護者)
しかもそれは、1度や2度のことではなかった。
「何か月も続けて来てましたよ。週に3回以上、スクールに会いに来ていることもありました。親権がパパにあるのは知っていたので、問題は解決したのかな、って思っていたくらいです」(同・保護者)
調停中ということは、今の段階ではあびるは親権も監護権も持っていないはず。娘に会う場合は、両方の権利を持っている才賀に許可を取らなければならないはずだ。
「あびるさんが“ママのおうち行こっか”と、スクールから連れ出したこともあったんです。そのときはさほど気にしませんでしたが、才賀さんに無断でやっていたら、誘拐とか連れ去りとか、そんなことになるんじゃないかって怖くなりました」(同・保護者)
連れ去りとは穏やかではないが、法的に問題となるのだろうか。弁護士法人『天音総合法律事務所』の正木絢生代表弁護士に話を聞いた。
「一般論として言えば、親であっても親権者でない者が親権者の同意を得ることなく自宅に連れていくことは未成年者略取誘拐等に該当しうるのは事実です。子どもの同意があったとしても、そこは変わりません」