『週刊文春』は、育児や家事をめぐって江氏が日常的に暴言を繰り返したと報じている。
「亭主関白で家事を手伝おうとせず、育児が大変なときにも“掃除が行き届いていない”と叱りつけたそうです。福原さんが露出度の高い服を着ていると腹を立てて“誘うような口の開け方をして。この売女!”と罵ったとも。事実であれば、ひどい話です」(同・スポーツ紙記者)
福原は台湾で刊行されたフォトエッセイ『不管怎樣的哭法,我都準備好了(どんな泣き方だって、私は準備ができている)』で、結婚生活のストレスを綴っていた。
《実際、私と江の幸せは、みなさんが思うような「甘い」ものじゃないんです。そして“好きな人のことはなんでも好き!”というわけでもないんです。江は私に(思っていることを)ストレートに話しますし、多くの方々が思い描いている「福原愛」として私のことを見ていません》
裁判の行方を弁護士が分析
親権争いの行方を左右することになる“極秘メモ”。日本での裁判ならどうなるのか。『弁護士法人 天音総合法律事務所』の正木絢生 代表弁護士に聞いた。
「日本の裁判に置き換えた場合、報道が不利に働かないと思われます。疑惑であれば、事実を立証する証拠としてはあまり意味がありません」
─福原さんが夫からのモラハラを記録したメモは有効?
「程度にもよりますが、モラハラの事実があって民法770条5号の『婚姻を継続しがたい重大な事由』と判断されれば有利に働きます」
─現状では親権争いはどちらが有利?
「夫婦が別居状態で子どもが夫に監護されている状況であること、経済力は福原さん側が大きいように思われますが、夫も一定程度以上の経済力は備えていることからすると、夫がやや有利かと」
─夫のモラハラの影響は?
「子どもに対するハラスメントはないということであれば、親権争いに大きな影響はないでしょう」
現役時代には何度も困難な試合をひっくり返してきた福原。“隠し玉”で逆転勝利をつかめるのか─。