炎症を抑える成分をプラスする
長時間のマスク着用=肌が荒れやすいことを念頭に置いて、抗炎症作用のある成分を取り入れるのが必須。美白化粧品には、基本的に肌の炎症を抑える成分が配合されているので、美白しながら肌の荒れも抑えられる。
この成分をチェック!
【トラネキサム酸】
人工的に合成されたアミノ酸の一種。肝斑の治療薬としても認定され、安全性も高い。
【コウジ酸】
麹から発見された天然由来の成分。黄ぐすみを防ぐ“抗糖化作用”も期待できる。
日焼け止めは365日塗る
肌を守るには、マスク着用でも日焼け止めを塗るのが鉄則。日焼け止めを選ぶときは「SPF」と「PA値」に注目しよう。
「SPF」は日焼けを防ぐ時間を表す値で、「SPF50」なら朝から夕方まで効果が期待できる。「PA値」は紫外線A波をブロックする強さの指針で、PA+〜PA++++まである。
「日焼け止めを塗っているのに焼ける」という人は、塗る量が少ないことが多いので適切な量を目で覚えて。
肌深部までダメージを与える“ロングUVA”を防御。肌本来のバリア機能をサポートする整肌成分配合。石けんで落とせる。
ラ ロッシュ ポゼ UVイデア XL SPF50・PA++++、30ml、3740円/ラ ロッシュ ポゼ
効果的な日焼け止め(クリームタイプ)の塗り方
日焼け止めの効果を発揮するには0.7gが目安。
【1】まず初めに、両頬に日焼け止めを多めにのせる。
【2】指で広げると摩擦になるので、スポンジでやさしく叩き込む。
まぶたも忘れずに塗る。
【3】目の下は、スポンジで押し込むように塗ると厚ぼったくならない。
日焼け止めがたまるので、スポンジを横に動かすのはNG
【4】少量ずつ指で顔全体にのせ、スポンジで押し込む。
【5】仕上げに、シミができやすい目の周りを重ね塗りすれば完璧!