鈴木史朗が語るゲームの魅力

鈴木史朗 京都府出身。1938年2月10日生まれ。ニュースからバラエティーまで、幅広く活躍しているフリーアナウンサー。知性、トーク、インパクトを兼ね備えたキャラクターで、年代、性別を問わず幅広いファン層を持つ。
鈴木史朗 京都府出身。1938年2月10日生まれ。ニュースからバラエティーまで、幅広く活躍しているフリーアナウンサー。知性、トーク、インパクトを兼ね備えたキャラクターで、年代、性別を問わず幅広いファン層を持つ。
【写真】シニアにオススメのゲームを一挙紹介

 TBSで働いていたころ、喫茶店に設置されたインベーダーゲームで遊んだのが初めてのゲーム体験だったという史朗さん。

「本格的に始めたのはファミコンからです。娘が『スーパーマリオブラザーズ』を買ってくれまして、面白くてハマってしまいました(笑)。マリオシリーズをやっておけば、ゲームの神髄がつかめると思うので、ゲーム初心者にオススメです」

 史朗さんといえば、ゲーム業界ではゾンビゲームの『バイオハザード』好きで有名。なんとギネス記録級の高得点を出す凄腕の持ち主でもある。

「全シリーズやりましたが、『4』がいちばん好きですね。実は、ゾンビが苦手なんですが、これは映像も美しく主人公も素敵なんです。このゲームでは、一般的にスコア3万点でクリア、6万点でプロ並みと言われますが、世界最高得点の20万点以上のスコアを出して、ギネスへの申請をすすめられたくらいです」

 現在はどんなペースでゲームと付き合っているのだろう。

『どうぶつの森』シリーズでは、ニンテンドー3DSの『とびだせどうぶつの森』がお気に入り。主人公の名前は、お孫さんの名前に
『どうぶつの森』シリーズでは、ニンテンドー3DSの『とびだせどうぶつの森』がお気に入り。主人公の名前は、お孫さんの名前に

「1日2時間くらいやっています。バイオハザード『4』で気分を高揚させ、『どうぶつの森』で気持ちを沈静化させるんです(笑)。『どうぶつの森』は、花の手入れをしたり、魚を釣ったり、自分の家を改装したりと、とっても癒されるんですよ」

 ゲームを始めてよかったなと思うことはありますか?

指を動かすので脳のトレーニングになっているんでしょうね。頭の回転速度や反射神経の衰えはあまり感じないです。免許更新時の高齢者講習などでも引っかかったことはありません。“反射神経がよすぎる”と言われるほどです

 最後に、高齢者がゲームをプレーすることについて語ってもらった。

「積極的にゲームで遊んでほしいですね。コロナ禍で家にこもっている高齢者の方も多いと思いますので、ストレス解消、気分転換にもとってもいいと思います。体力がなくても遊べるので孫世代ともゲームを通じてコミュニケーションがとれます。まずは自分に合ったゲームを見つけて楽しんでください」