効果抜群! 「首筋はがし」のやり方
【1】胸鎖乳突筋を見つける
正面を向いた姿勢から肩を動かさずに右を向くと、左耳の後ろから鎖骨まで斜めに伸びる胸鎖乳突筋が浮かび上がる。慣れないうちは、鏡で確認しながら行おう。
【2】軽く叩く
左手の人さし指と中指を軽く曲げて、左耳の下から胸鎖乳突筋の上をトントンと優しく叩く。机で音楽のリズムをとるようなイメージで、上から下に向かって5か所くらいをリズムよく叩く。これを3~5回。右側も同様に。右で紹介する2のプロセスはやらずに1でやめてもOK。
【3】優しく揺らす
左手の親指、人さし指、中指で左耳の下から胸鎖乳突筋を軽くつまみ、前後に揺らす。硬くなって首にピタリとくっついてしまっている筋肉をはがして首を解放するイメージ。もむのではなく、揺らすのがポイント。つまむのは耳下、あごの横あたり、鎖骨との付け根の3か所。これを3回繰り返す。右側も同様に。
教えてくれたのは……船水隆広さん
鍼灸師、あんま・マッサージ指圧師。20年以上の臨床歴を持ち、刺さない鍼「さざなみてい鍼術」を開発。世界各国で普及活動や指導を行っている。専門はうつ病などの精神疾患に対する鍼灸治療。
鍼灸師、あんま・マッサージ指圧師。20年以上の臨床歴を持ち、刺さない鍼「さざなみてい鍼術」を開発。世界各国で普及活動や指導を行っている。専門はうつ病などの精神疾患に対する鍼灸治療。
〈取材・文/井田峰穂〉