秋から12月にかけて懸賞が増える
ぴろりさん自身もツイッター懸賞で焼き肉店の「ホルモンを一生食べられる権利」や、北海道2泊3日ペア旅行などを当てているツワモノだ。
これから12月にかけては、家電や食品、金券などが当たる懸賞が増える時期。10月はハロウィン、12月はクリスマス、1月はお正月というように、季節のイベントが盛りだくさんだからだ。
「年末に家族が集まったときに、懸賞で家電や食品が当たっていれば、みんなの話題になります。例えば、家電だったらテレビやホットプレートなどは、大人数で楽しめる人気の賞品。企業もPRの意味を込めて、そういった家電の懸賞を増やすのです」
家電や食品のほかに、現金、ギフト券、宝くじなどが当たる懸賞も人気が高いという。
「賞品として『初夢宝くじ』の連番10枚セットや、2万円の現金などが当たる懸賞もこれから増えていきます」
これからの時期、初心者でも狙いやすい食品関連の懸賞情報にも注目だ。全国の自治体やJAなどが主催する旬の食べ物の懸賞は魅力的。
情報を集めるには、懸賞関連の情報を網羅した「まとめサイト」をチェックしよう。
今日から始めるSNS懸賞
「初めてSNS懸賞に応募する人は、応募期間の短いものを狙ってみるといいかもしれません。応募期間が短いほうが、懸賞の告知が広く行きわたる前に締め切られるからです。そのため、応募数が少なめで、当たりやすい傾向に。応募期間の目安としては、締め切りまでが1週間以内の懸賞が狙い目です。まず、挑戦してみてはいかがでしょうか」
当たりやすいかどうかは、当選人数とも関係している。当選者が1名のみという懸賞で、当選をゲットするのは、上級者向きだ。
「最初は100人、200人に当たるSNS懸賞から始めてみてはいかがでしょうか」
ぴろりさんが教えてくれた、初めてSNS懸賞に応募する人のための「SNS懸賞初心者の応募ルーティン」を参考にしてみよう(66ページ上図参照)。
ここでは、SNSの中でも利用者の多い「LINE」を使った懸賞の応募の仕方を取り上げた。LINEでの応募は安全性が高く、初心者でも比較的、簡単に行える。自分が使い慣れたSNSがあれば、そちらから応募してもいい。
もし、SNSの使い方がわからないときは、周りの人に教えてもらうのがいちばんだ。頻繁にSNSを使う世代の知り合いや、家族にSNSに詳しい人がいれば、その人に教えてもらうのが早道だといえる。
「SNS懸賞の達人さんにはスマホに不慣れな50代の人もいて、家族に応募の仕方を教わったり、写真の撮影や投稿を手伝ってもらったりしています。それが、家族とコミュニケーションをとる1つの手段にもなっているようです。楽しみながら懸賞に応募できるのは、ステキですよね」