●低価格&安定価格の野菜をうまく活用!
野菜は価格変動が激しく、同じ野菜でもびっくりするほど高いことも……。
そこで、豆苗やもやし、きのこなど季節や天候に関係なく価格が安定し、しかも安い野菜を使うのがポイント。
・豆苗・もやし
豆苗は油と相性がいいβカロテンが豊富なので炒めものはベスト。もやしは家計がピンチのときの定番お助けアイテム。水溶性のビタミンCが含まれるため、味噌汁やスープなど煮汁ごと食べるのもオススメ。
〜豆苗ともやしの野菜炒め〜
豆苗ともやしをあわせて炒めるだけ。味噌、しょうゆ、焼き肉のたれなど味つけを変えれば飽きずに食べられる。キャベツなど安い野菜があるときはそれをプラス。低価格タンパク質代表、卵を一緒に焼くと彩りアップ。
・きのこ
食物繊維たっぷりのきのこは、何にでも応用できる万能アイテム。しいたけは栄養価が高いが価格も高め、低価格で栄養的にオススメなのがまいたけ。ひらたけ、ぶなしめじ、えのきだけもお手ごろ。
〜きのこポタージュ〜
きのこを牛乳や豆乳で煮て、ブイヨンや塩・コショウで味つけするだけでできあがり。このままでもよいが、ミキサーにかければとろとろポタージュに。洋食のパンを食べる前にきのこポタージュを1杯。
・冷凍野菜
冷凍野菜は、旬の野菜を急速冷凍するので栄養価が高いうえにコスパがよい。常備野菜として冷凍庫に入れておけば、いつでも使えてコストも気にならない。
〜揚げなすの揚げびたし〜
揚げなすの冷凍食材は重宝しておいしい1品。すでに揚げてあるのでだしじょうゆで煮るだけで、揚げびたしのできあがり。味噌とあえてもよし、麻婆なすの素を加えてもおいしくなる。
教えてくれたのは……管理栄養士・赤石定典さん
東京慈恵会医科大学附属病院栄養部勤務。レシピ本『慈恵大学病院のおいしい大麦レシピ』(東京慈恵会医科大学附属病院栄養部監修)のプロジェクトリーダー。健康本やレシピ本の執筆、監修に関わる一方、テレビやラジオの出演多数。
東京慈恵会医科大学附属病院栄養部勤務。レシピ本『慈恵大学病院のおいしい大麦レシピ』(東京慈恵会医科大学附属病院栄養部監修)のプロジェクトリーダー。健康本やレシピ本の執筆、監修に関わる一方、テレビやラジオの出演多数。
《取材・文/山崎ますみ》