燦然と輝く彼らはスタイルを維持するために想像を超える努力をしていた。それは死と隣り合わせの危険なものまで……。
体重管理が厳しい「JYPエンターテインメント」
「韓国の女性アイドルたちが練習生時代の過酷なダイエットを相次いで告白しています。これは、ルッキズム(外見至上主義)に対する抗議の意味も込めていて、TWICEの日本人メンバーのサナ(25)やモモ(25)は今年の夏ぐらいからあえて太るようにしているんです」(韓国芸能誌ライター)
歌いながら激しいダンスを踊る韓国アイドルたち。160センチを超える身長でも体重は40キロ台前半でなければ落第してしまうという。彼女たちはどんなダイエットを告白したのか。また、日本の芸能界も例外ではない。芸能人が自ら明かした危険なダイエットに迫る。
TWICEのモモは公式動画の配信で練習生時代に17キロもやせた恐怖のダイエットを語った。
《“やせなければステージに立てない”とスタッフに言われて、事務所が求める体重に届かせるため毎日氷しか口にせずにジム通いをした。夜寝るときに“明日の朝もう起きられなくなるんじゃないか”と恐怖のあまり涙が出た》
身長162センチのモモに事務所が求めた体重は40キロ台前半だったという。また、この動画内でほかのメンバーからも次々にダイエットに関するエピソードが語られた。
モモと同じく日本人メンバーのサナは《体重が何十グラムかオーバーしてしまって身体中の水分を抜こうとサウナで汗を出していたらいつの間にか倒れていた》と衝撃のエピソードを告白。彼女たちの所属事務所「JYPエンターテインメント」の体重管理の厳しさが浮き彫りになった。
10日に1食の食事ペースだったことをテレビ番組で告白したのはBTSのジミン(26)。
《鏡を見ていたらカッコよくなりたいと思うようになった》と笑ったが、《危険だからまねしないで》とも呼びかけた。同じ番組で最年長メンバーのジンも《1日に鶏むね肉を2パックだけ食べながら1年耐えました》と告白。
飢えとの戦いで食事のことばかり考えていたという。結果、ジンは栄養失調になってしまったことを番組の最後に加え、改めて《こんなダイエットはしないで》と視聴者に繰り返し訴えた。