手足などの冷えがつらい季節。暖房を強くしたり厚着をしたりしても冷えがとれない、夜眠れない……。
そんなときは身体をじっくり温める「温活」を試してみてはいかがでしょうか。
今回は、熱〜いサウナに入ってガンガン汗をかく温活で、冷え知らずの身体づくりをしている、女優の鈴木砂羽さん(49)にお話を伺いました。
レジャー感覚で温活を
自他ともに認める大のサウナ好きの鈴木さんが言うには、「サウナにハマって通ううち、代謝が上がって肌がきれいになっていく実感があった」そう。
温活によって代謝がよくなった身体は、冷え解消だけでなく、美容にも効果があるのだ。
「免疫力も上がったんじゃないかなと思います。サウナに通うようになってから、風邪をひきづらくなった気がしますから」
ちょっと前までは、疲れたおじさんたちの憩いの場というイメージがあったサウナ。しかし最近では、温活を目的に通う女性客や女性専用のサウナも増えている。
さらにサウナ愛好家のことを「サウナー」と称したり、サウナ後の心地のいい状態を「整う」と表現する独特の用語が生まれたりといった現象も……。
いまは空前のサウナブームなのだ。中にはリラクゼーションを重視した施設もあれば、アトラクション要素が強めな施設もあり、サウナはレジャー感覚でできる温活として人気を集めている。
サウナの主な健康効果は、温と冷(水風呂・外気浴)の状態を交互に繰り返すことで、血管の収縮と拡張をうながし、血流をよくすること。そのため、冷えの改善が期待できる。