【節約術4】プラスチック容器でスッキリ収納
環境問題でたびたび問題になるプラスチック容器。透明できれいで案外丈夫なので、できるだけ無駄にしたくないもの。
お菓子のケースは薬入れに、豆腐の容器は、使い切らなかった納豆の小袋タレ(煮物の調味料として使う)などを入れて再利用。
もずくの容器は歯磨き用のコップにも使える。容器が古くなったり汚れたら、そのまま捨てられる手軽さもうれしい。
【節約術5】リユース&リメイクでとことん使い倒す
ゴミでも捨てる前に、何かに再利用できないかと常に考える。お菓子の包装紙は、ランチョンマットに。食後にテーブルを拭く手間も省けて便利。
昔の洋服や和服は質がいい生地を使っているものが多いので、手縫いでリメイクしている。作り替えれば新しい気分で着直すことができる。
破れた衣類は四角く切って雑巾代わりにしてから捨てる。いつも発想の転換を心がけ、ケチを楽しむのが小笠原さんの節約だ。
【節約術6】健康法は温活中心お金をかけずに
寒がりで風邪もひきやすいので、冷え性対策はマスト。冷えの防止に古着が大活躍している。家にいるときは着なくなったロングカーディガンのベルトを首に巻いている。
健康のため、ほとんど毎日外出し、1時間以上は散歩するのが習慣。また、人との会話が少ないと言葉が出にくくなったり脳の劣化が進むと知り、自治体がやっている無料の講座を探して参加することも多い。いろいろな経験ができるのでおすすめだ。
【節約術7】シンプル美容で今の自分を生かす
50代頃から白髪染めをやめ、白髪を引き立てる装いをすることにした。白いハイネックのカットソーを着たり、ベレー帽、真珠のイヤリングをすることが多い。
美容費の節約のため、美容院ではなく1100円の格安のヘアカット専門店を利用。還暦を迎えたとき、思い切って基礎化粧品を低価格品にチェンジ。
安くても成分をチェックして良質なものを選ぶように。段階的に価格を下げ、お肌の状態を確認しながら現在はワンアイテム千円以内のものを使っている。
(取材・文/松澤ゆかり)