第2位 久原『あごだし鍋【寄せ鍋】』/13点
《3〜4人前(800g)378円》
期待を裏切らない度 ★★と★半分
アレンジ度 ★★★
入手しやすい度 ★★
みりんを使ってうまみアップさすが、老舗のワザ!
「あごだしなど、数種類のだしが入っているけれど、ちゃんとみりんを使っていることで魚のだしの生臭さを消していて、うまみの合わせ技が成功している。
醤油蔵が出発点となっている福岡の老舗が作り上げた、しっかりとしたうまみが効いているので、豆腐だけでも十分おいしいはず。
余計な甘さがなく素直な味なので、万能調味料としても優秀。茶碗蒸しや卵焼き、煮物、夏はそうめんなど活用の幅が広い」
●和風だしでスペイン風にご飯を炊き込んでも美味!
米2カップ、鍋つゆの素360ml、ミニトマト8個、ローズマリー1本、オリーブオイル大さじ3、さっと焼いた鶏手羽元2本を炊飯釜に入れて炊く。仕上げにオリーブオイルを回しかける。
第3位 モランボン『コク旨スープがからむ悪魔の肉鍋用スープ』/12.5点
《3〜4人前(750g)321円》
期待を裏切らない度 ★★★
アレンジ度 ★★
入手しやすい度 ★★と★半分
ネーミングにちょっと引くも食べたら驚きのコク・香り・辛み。
「ラードのこってり感はあるけれど強いコクがあり、こしょうの辛みやマー油の香りで風味の広がりが感じられて独特の味が楽しめる。
コクが強いスープはトマトの酸味とも好相性なので、きのこやパスタと一緒に煮込んで洋風でシメれば、トマトのグルタミン酸ときのこのグアニル酸でうまみの相乗効果も。
自分でここまでのコクを出すのは至難の技なので、カレーなどに余ったスープをちょい足しするのもアリ」
●まろやかさがクセになる“悪魔のリゾット”
鍋にお茶碗1杯分のご飯、しめじ40g、しいたけ2個、悪魔の肉鍋用スープ180ml、牛乳大さじ2を入れて加熱し、きのこが煮えたらでき上がり。仕上げに粉チーズ、パセリ、オリーブオイルをかける。