異次元級の美しさを誇る、御年69歳の大地真央。朝食に関するインタビューでは「私が好きなのは、玄米パンに黒ゴマペーストとニュージーランド産のマヌカハニーをつけたものとコーヒーなど」と過去に語っている。
さらに、こちらも異次元級美ボディを誇る藤原紀香はブログで「1日数回ニュージーランド産マヌカハニーを食べる。夜は胃を温めるためにマヌカハニー入りのホットドリンクを飲んで寝る。ビタミン・ミネラル・アミノ酸など栄養価が高く、美味しいので嬉しい食材」と紹介。
他にも数多くの女優や歌手、アナウンサーに愛用されているマヌカハニー。
ここ2年、コロナが流行りだしてから脚光を浴びているという。
「天然由来で、抗菌作用のエビデンスがある食材として、コロナ感染などが心配なご時世に、健康への気づかいとして愛用している人がすごく増えているようです」
と語るのは、日本はちみつマイスター協会副理事長の河村千影さんだ。
抗菌、保湿、体調管理にも重宝するマヌカハニー
マヌカハニーとは、ニュージーランドやオーストラリアの一部でしか棲息しないマヌカの木の花から採れたはちみつのこと。
古来より先住民のマオリ族が薬の木としてマヌカの葉や幹などを利用していた。しかし、この木の花から採取されるはちみつに健康効果があると発見されたのはわずか40年前のことだ。
「そもそもニュージーランドには花の蜜を吸うミツバチがいなかったのですが、西洋文化の広がりによりミツバチが持ち込まれ養蜂が始まりました。近年になってこのマヌカの木から採れる独特な舌触りと、とろみの強いはちみつを、ニュージーランドのワイカト大学が研究。高い抗菌作用を含んでいることが科学的に示され、一気に脚光を浴びたのです」(河村さん、以下同)
この研究でマヌカハニーに含まれることがわかったMGO(メチルグリオキサール)は、悪玉菌だけを殺せる唯一の成分で、腸内環境を整える作用がある。
「抗菌機能の高いランクのマヌカハニーは、胃潰瘍の原因菌であるピロリ菌や大腸菌、にきびの元にもなるアクネ菌などにダイレクトに効く。さらに高い保湿力も兼ね備えています」
感染症治療にも効果的で、天然由来として、持病のある人が愛用しているケースもあるほどだ。