金運をよくするには「顔と玄関」が大事

「『ピンクとゴールド』には金運を上げる力が。だから玄関には運気を呼び込む金の置物を置いています。お財布や手帳、パジャマ、シーツもピンクのものを愛用」

 多忙のために手帳は3か月でボロボロになるが、1年に同じ手帳を3、4冊買い置きしておき、交換している。

身の回りの小物、洋服などはピンクと金をアクセントに。この2つの色は、持ち主に運を運んできてくれて、金運をもたらす色だという。(撮影/渡邉智裕)
身の回りの小物、洋服などはピンクと金をアクセントに。この2つの色は、持ち主に運を運んできてくれて、金運をもたらす色だという。(撮影/渡邉智裕)
【写真】億女・木村さんが愛用する「ドラえもん」のバッグ

「ボロボロの手帳は忙しい証だけれど『忙しい』は、心を失くしてしまう言葉だから口にしません。かわりに『今日も人気!』と、ポジティブに脳に言い聞かせます」

 日課にしているのが、玄関の掃除と顔磨きだ。

「玄関は仕事を呼び込み、お金に強くなるので毎日掃除してピカピカに。顔磨きとは、ラッキーメイクをして、運を呼び込むこと。メイクは休みの日もしないとダメですよ」

 顔の鑑定士でもある木村さんは、顔で運がわかるという。

「相手の顔を見たときに、『貧相な人』『貧乏そうに見える人』がいます。一方でただ者じゃない『お金持ちの顔をした人』がいるのも事実です」

 お金持ちの人はだいたいほほが丸く盛り上がり、眉がしっかりしているという。成功した人も、結果的にお金持ちの顔を手に入れているそうだ。

お金や運は脳が関係している。鏡で1日に何度も貧乏そうな暗い顔を見ていれば、脳もマイナス思考になります」

 顔をキラキラ、肌もつやつやさせていれば、鏡で自分の顔を見たときに脳がポジティブ思考になる。発言や考え方も前向きになり、お金持ちになる運が呼び込める。また、明るい顔つきを意識すると、直感力が上がり、いい運や人との縁を呼び込める。

「3年前まで実はパソコンを持ってもいなかったの(笑)。ところが、新型コロナウイルスが流行する約1か月前、近所に住む起業家の友人がZoomを覚えたほうがいいと教えてくれたんです。そのおかげで、スムーズにオンラインで講座を開けるようになり、コロナ禍で収入が減ることもありませんでした」

 “縁”も“円”も人頼みにせず自分でできることはする。そんな心がけが、どんな時代もへこたれない強さを呼び込めると話す。